SPA*適用診断プログラム

=第1.0版=

2001年5月
SPAプロジェクト/ 
梅澤伊憲

このプログラムは、SCMや企業システムの再構築プロジェクトにおいて
・遂行方法論やツールを模索、検討しているか、
・再構築に当たって種々の困難に直面している
プロジェクトの責任者、リーダー、コアメンバーの方々が、
・プロジェクトの現況を客観的に診断し
・そのプロジェクトへのSPAの適用効果と適用方法を確認する
目的で開発されました。この要約編は、課題認識をお持ちのプロジェクト責任者(メンバー)やSPAの適用を御検討頂く方々に広く公開いたしますが、引用若しくは適用報告記述には、「出典:SPA適用チェックプログラム」と明記してください。
実際のプロジェクト診断には、SCM、SPAおよびプロジェクトマネジメントに精通したコンサルテーションが有効です。SPAプロジェクトメンバーの支援を受けながら適用チェックを実施する事を推奨いたします(原則有料)。


SPA適用診断項目

No. チェックポイント 設問 タイトル
チェック対象プロジェクトの確認 0−1
プロジェクト名称
 
0−2 目的記述文書名
0−3 利害関係者
@プロジェクトオーナー
Aプロジェクトリーダー
Bプロジェクトメンバー
C株主
D関連する顧客
E関連する仕入先、外注先
F関連する部門・従業員
0−4 他の関係するプロジェクト
@社内
A社外
0−5 スケジュール
・現在のフェーズ[基本工程: 、進捗: 進み・遅れ]
0−6 総予算[投資: 、経費: ]
プロジェクトの目的と利害関係者 1−1 貴方(回答者)にとってプロジェクトの目的は明確ですか  
1−2
プロジェクトの達成成果指標および目標値は明確ですか
1−3
プロジェクトの利害関係者と夫々の役割は明確ですか
・オーナー、リーダー、メンバー、株主、顧客(カスタマー)、仕入先・外注先(サプライヤー)
1−4 他の利害関係者は、プロジェクト目的・目標に対して同様の認識または理解をしていますか
@プロジェクトオーナー[認識: 理解: ]
Aプロジェクトリーダー[認識: 理解: ]
Bプロジェクトメンバー[認識: 理解: ]
C株主[認識: 理解: ]
D関連する顧客[認識: 理解: ]
E関連する仕入先、外注先[認識: 理解: ]
1−5 貴方(回答者)は、プロジェクトの目的と成果指標をより明確で具体的なものにし(場合によっては変更し)、利害関係者間で共有化する必要を感じますか
SCMとプロジェクト 2−1 利害関係者間に、目的記述のキーワードへの理解・認識の違いはありませんか
@SCM(サプライチェーン・マネジメント)/CRM/CAM、・・・導入/構築/再構築、・・・
Aシステム再構築/BPR(商取引や業務の再編成)/ERP(企業統合システム)導入/eビジネスの適用導入、・・・
 
2−2 SCMが実質的な目的の一要素である場合、以下が共通認識されていますか
・SCMとは、部門機能を横断し企業間をまたがるサプライチェーンの課題を評価分析し、顧客満足を最終評価指標とする競争力のある設定目標値に基ずいてサプライチェーンを再設計し、その目標を実現できるソリューションおよび運営管理システムの開発・導入を計画して遂行する、一連のマネジメントサイクルであること
・従ってSCM遂行のためには部門機能や企業間の機能の連鎖を見直すことが必要となり、CRPプログラムやSCP・SCEプログラムの導入等は、SCMソリューション(解決策)の一部であって「目的」ではないこと
2−3 SCM(機能横断、企業間)の視点から、取り組みの単位(プロジェクトの単位)は[1−2]の“オーナー”の責任権限および“リーダー”の役割と合致していますか
@業界、従来型系列企業、e調達・e市場・CPFR等のソリューションイニシャチブ
A事業別、製品別、流通チャネル別
B機能部門別(設計開発部門、製造部門・工場、営業部門、間接部門、・・・)
プロジェクトの遂行方法論と体制 3−1 プロジェクトの基本工程と、工程毎の遂行方法論・ツールは決まっていますか
@現状調査・評価分析
・現状把握、客観記述
・ベンチマーキング、変化への適応の予測
A新システムの目標設定と設計
・戦略レベル[SCMでは特に機能間、企業間をまたがるビジネスプロセス]
・業務レベル[解決策(ソリューション)の設計とシミュレーションを含む]
B新システムの開発と導入、評価
 
3−2 遂行方法論(BPE:ビジネスプロセスエンジニアリング)の体系、適用手順、ツールの用法などは、プロジェクトに関係する利害関係者全てに正確に指導教育され、それらに基ずいてプロジェクトスケジュールと体制編成・管理がなされていますか
3−3 貴方(回答者)は、遂行方法論、ツールを見直したいと考えていますか
・適用中の方法論やツールでは、スケジュールが見えず、達成予定成果も明確にできない
・作業やチェックの手順が煩雑で、担当メンバーは作業の価値を認識できずモラルが低下
・単一工程毎の方法論で、次工程(特にソリューションの開発・導入工程)にシームレスにつながらない
課題認識の共有化 4−1 現状調査・評価分析基本工程
@現在のサプライチェーンと御社の置かれている状況を客観的に把握して、プロジェクトの基本課題について共通認識を得たい
Aベンチマーキング等の、評価指標(メトリクス)の設定と、業界や優良企業レベルとの比較方法、体制、参照データ等を得たい
B単なるトップダウンと割り切るのではなく、提示されたプロジェクト目的・戦略素案に対する深堀を行い、プロジェクト根拠を利害関係者の共通認識としたい
C目的とソリューションを明確に識別して次工程の遂行体制と役割を確立したい
 
4−2 新システムの目標設定と設計
@現状調査・評価分析工程の成果物を基にして(現状に拘泥することなく)新システム(商取引および業務)を設計記述し、プロジェクト達成目標を業務目標として設定したい
Aソリューション(新システムの実現策)設計に参照できる、理論、方法論、事例情報(ベストプラクティス)、アイデア等を得たい
B設計結果の記述(特にビジネスプロセスおよびその属性)を客観的なターミノロジーを参照しながらDB化してナレッジマネジメントに結び付けたい
Cこの工程での成果(ソリューションを織り込んだ設計結果)を、次工程(開発と導入)にシームレスに引き継ぎたい
BPEに必要な知識、技術、PM 5−1 知識
・対象製品・サービス、対象業界要件、関連法・行政要件等、グローバル要件、地域要件、・・・
・社内業務、組織、設備、要員、財務、・・・
・客観的なビジネスプロセス参照モデル(SCORやPDR)
 
5−2 技術
・ (SPAのような)BPE方法論および参照情報
・BPEツール(デザイナー、シミュレータ、リポジトリ)
・プレゼンテーション方法論およびツール
5−3 PM(プロジェクトマネジメント)
・部門間、企業間をまたがる協働体制、契約、成果配分システム
・プロジェクトマネジメント手法、管理ツール
・知識、技術の収集・蓄積・管理・移転体制、ナレッジマネジメント手法およびツール
SCMソリューション(対象業務別) 6−1 経営・計画分野
・管理会計タイプ(製品、業態、KPI、・・・)、ベンチマーキング、ABC、キャッシュフロー会計、
・需要タイプ、OR、SCタイプ、BPE、BPR、製販計画統合、TOC、APS、SCP、ERP、
 
6−2 設計・開発分野
・設計開発タイプ(基礎技術、応用技術、製品種、ライフサイクル、市場対応方式、サービス方式、・・・)
・CAD、CAE、CALS、3PD、コラボレーティブデザイン、標準化、規格化、安全環境基準、・・・
6−3 調達・生産分野
・生産タイプ(組立、装置、サービス、・・・)、プル型生産、MTO、ATO、JIT、リーン生産
・生産技術、工程管理、VMI、注文内示、かんばん方式、e調達、MRP、MPS、TOC、APS、
・ポストポーンメント、BTO、納期確約、コラボレーティブプランニング、バーコード、RFID、・・・
6−4 販売・物流
・チャネルタイプ(直販、卸、商社、・・・)、商品タイプ(日用雑貨、家電、衣料品、・・・)、取引条件、
・EDI、eコマース、e市場、SKU、クロスドッキング、TMS、WMS、 3PL、共同配送、・・・
・POS、CRM、SFA、カテゴリーマネジメント、QR、ECR、CRP、CPFR、・・・
チェック結果の報告  7−1 分析の視点
@客観的なプロジェクトの目的実現度、目標実現度を得る
Aプロジェクトの課題(目的、目標とのギャップ)を明らかにして対応策を立てる
BSPAの適用を具体的に検討する
 
7−2 報告対象者
@プロジェクトオーナー
Aプロジェクト中核メンバー
Bプロジェクト利害関係者全員
7−3 報告方法
上記およびプロジェクトの進行状況などによる。
SPAプロジェクトメンバーと協働される場合は、この報告までを一連の簡易診断業務として受託させていただきます。この場合報告者名は、御社プロジェクト側依頼責任者とSPAプロジェクトの連名で報告書を作成させていただきます。
SPAの適用範囲と適用方法のガイド 8−1 SPAの適用範囲と適用効果  
8−2 SPAの適用方法、環境、手順、契約
8−3 SPAコンサルティング体制、料金、契約
         

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